概要

WEB+DB PRESS Vol.131 掲載の、「PHPで複雑さに立ち向かう 【第9回】PHPによる非同期・並行処理の実装 ノンブロッキングI/O、イベントループ、Promise、コルーチン」のサンプルコードです。「この形では動作しない」というのを示す 011-generator-coroutine-modularize-failed.php 以外は実行可能なよう必要箇所を補完しています。たとえばイメージをつかむため、記事中で詳細へ触れていない多段の yield による部品化、Fiber を使ったイベントループについても簡易な実装を入れるなど、記事中で省略した箇所も一部補完しています。後半の例はイベントループを抜けてスクリプトを終了する手段を提供していないため、kill するなどして強制終了する必要があります。

目次

• 137 ページ「PHPによるノンブロッキングI/O」の例示コード 1 → 001-blocking-io.php
• 138 ページ「PHPによるノンブロッキングI/O」の例示コード 2 → 002-non-blocking-io.php
• 138 ページ「I/O多重化」の stream_select() の例示コード → 003-stream-select.php
• 138 〜 139 ページ「イベントループ」の例示コード → 004-eventloop.php
• 139 ページ「コールバック（地獄）」のコールバックによる非同期処理の例示コード → 005-callback.php
• 139 ページ「コールバック（地獄）」のコールバックのネストの例示コード → 006-callback-hell.php
• 140 ページ「Promise」の Promise 定義の例示コード → 007-promise.php
• 140 ページ「Promise」の Promise 利用の例示コード → 008-promise-wait-and-echo.php
• 141 ページ「ジェネレータとは」の例示コード → 009-generator.php
• 141 ページ「ジェネレータによるコルーチン」の例示コード → 010-generator-coroutine.php
  • イベントループ修正部分と利用例の部分の 2 つ分を合わせてあります
• 141 ページ「ジェネレータによるコルーチンの部品化」の（うまく動かない状態の）例示コード → 011-generator-coroutine-modularize-failed.php
• 142 ページ「ジェネレータによるコルーチンの部品化」の yield from を使う場合の例示コード → 012-generator-coroutine-modularize-yield-from.php
• 142 ページ「ジェネレータによるコルーチンの部品化」の yield を使う場合の例示コード → 013-generator-coroutine-modularize-yield.php
• 143 ページ「Fiberによるコルーチン」の Fiber の解説用の例示コード → 014-fiber.php
• 143 ページ「Fiberによるコルーチン」の Fiber による非同期処理の例示コード → 015-fiber-coroutine.php