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「自動的に変化するコンテンツの問題点」の文言改善と英訳追加 #269

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30 changes: 18 additions & 12 deletions en/source/explanations/dynamic_content-auto-updated.rst
Original file line number Diff line number Diff line change
@@ -1,20 +1,26 @@
.. _exp-dynamic-content-auto-updated:

##################################
自動的に変化するコンテンツの問題点
##################################
##########################################
Issues with Content Changing Automatically
##########################################

自動更新される情報を含めて、動きがあったり点滅したり自動スクロールしたりするようなコンテンツが他のコンテンツと同時に同じページに存在すると、認知障害や注意障害があるユーザーの中には情報を読み取ることが困難になるユーザーがいます。
そもそもこのような動的な変化が自動的に発生せず、短時間しか継続しなければ、この問題は発生しませんが、そうでない場合にはその動的変化をユーザーが制御できるようにすることを求めています。
Some users with cognitive or attention disabilities may find it difficult to understand information when the following types of content are displayed on the same page along with other content:

さらにより厳しい基準では、緊急の場合を除いて、プッシュ通知などによる割り込みをしないことを求めています。
一般に割り込みが発生すると、認知障害や注意障害があるユーザーの集中を削ぐだけでなく、スクリーン・リーダーを利用している場合に情報の読み上げが中断され、混乱を生じる場合があります。
そういった混乱を生じないために、WCAGでは健康、財産、安全を守るために必要な場合を、割り込みを発生させても良い場合として限定しています。
* Automatically updated
* Moving
* Flashing
* Auto-scrolling

ページの中のある程度の面積において、輝度が特定の頻度で交互に変化する(閃光が発生する)と、一部のユーザーの光過敏性発作を誘発する可能性があります。
WCAGでは、レベルAの達成基準でより限定的な条件を示していて、「1秒間に3回以内」という条件はレベルAAAの達成基準で挙げられています。
しかし、レベルAの限定的な条件を正確に満たすことや、満たしていることを確認することが難しい場合もあり得ますし、ユーザーの安全に関わることですから、freeeではより厳しい条件を示しているレベルAAAの達成基準を採用しています。
If these dynamic changes do not occur automatically or only last for a short period, such content is generally not problematic. However, in cases where they persist, WCAG requires that users be able to control these dynamic changes.

参考: この達成基準はいわゆる `ポケモンショック <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF>`__ を受けて追加されたものです。
Furthermore, stricter WCAG success criterion prohibits interruptions, such as push notifications, except in emergencies. Interruptions can not only break the concentration of users with cognitive or attention disabilities, but can also disrupt screen reader users, causing confusion by interrupting the reading of information. To avoid such confusion, WCAG allows interruptions only when it is needed for protecting health, property, or safety.

If brightness alternates at a specific frequency (causing a flashing effect) within a certain area of the page, it may trigger photosensitive seizures in some users.
WCAG’s Level A success criterion allows flashing under certain conditions.
On the other hand, the Level AAA success criterion sets a stricter condition, allowing no more than 3 flashes per second in any situation.
However, it may be difficult to precisely meet or verify compliance with the limited conditions of Level A.
Since this is a matter of user safety, freee has adopted the stricter Level AAA success criterion.

Reference: This success criterion was added in response to the so-called `Pokémon Shock <https://en.wikipedia.org/wiki/Denn%C5%8D_Senshi_Porygon>`__ incident.

.. include:: /inc/info2gl/exp-dynamic-content-auto-updated.rst
2 changes: 2 additions & 0 deletions en/source/intro/history.rst
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -12,6 +12,8 @@ For the changes to the original Japanese version, please refer to the `Japanese
Changes After the Latest release
================================

* Added translation of :ref:`exp-dynamic-content-auto-updated`

`Ver. 202409.0 (Sep 26, 2024) <https://github.com/freee/a11y-guidelines/releases/202409.0>`__
=============================================================================================

Expand Down
19 changes: 15 additions & 4 deletions ja/source/explanations/dynamic_content-auto-updated.rst
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -4,17 +4,28 @@
自動的に変化するコンテンツの問題点
##################################

自動更新される情報を含めて、動きがあったり点滅したり自動スクロールしたりするようなコンテンツが他のコンテンツと同時に同じページに存在すると、認知障害や注意障害があるユーザーの中には情報を読み取ることが困難になるユーザーがいます。
そもそもこのような動的な変化が自動的に発生せず、短時間しか継続しなければ、この問題は発生しませんが、そうでない場合にはその動的変化をユーザーが制御できるようにすることを求めています。
認知障害や注意障害があるユーザーの中には、以下のようなコンテンツが他のコンテンツと一緒に同じページに表示されていると、情報を理解することが難しくなるユーザーがいます。

さらにより厳しい基準では、緊急の場合を除いて、プッシュ通知などによる割り込みをしないことを求めています。
* 自動更新される
* 動きがある
* 点滅する
* 自動スクロールする

そもそもこのような動的な変化が自動的に発生しない、または発生しても短時間しか継続しなければ、このようなコンテンツが問題になることはありません。
そうでない場合について、WCAGではその動的変化をユーザーが制御できるようにすることを求めています。

さらに、WCAGのより厳しい基準では、緊急の場合を除いて、プッシュ通知などによる割り込みをしないことが求められています。
一般に割り込みが発生すると、認知障害や注意障害があるユーザーの集中を削ぐだけでなく、スクリーン・リーダーを利用している場合に情報の読み上げが中断され、混乱を生じる場合があります。
そういった混乱を生じないために、WCAGでは健康、財産、安全を守るために必要な場合を、割り込みを発生させても良い場合として限定しています。

ページの中のある程度の面積において、輝度が特定の頻度で交互に変化する(閃光が発生する)と、一部のユーザーの光過敏性発作を誘発する可能性があります。
WCAGでは、レベルAの達成基準でより限定的な条件を示していて、「1秒間に3回以内」という条件はレベルAAAの達成基準で挙げられています。
WCAGでは、レベルAの達成基準で一定の条件下での閃光の発生を許容しています。
一方レベルAAAの達成基準として、どのような場合も閃光は1秒間に3階以内という条件を示しています。
しかし、レベルAの限定的な条件を正確に満たすことや、満たしていることを確認することが難しい場合もあり得ますし、ユーザーの安全に関わることですから、freeeではより厳しい条件を示しているレベルAAAの達成基準を採用しています。

参考: この達成基準はいわゆる `ポケモンショック <https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%82%B1%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%82%AF>`__ を受けて追加されたものです。

.. include:: /inc/info2gl/exp-dynamic-content-auto-updated.rst

.. translated:: true

2 changes: 2 additions & 0 deletions ja/source/intro/history.rst
Original file line number Diff line number Diff line change
Expand Up @@ -11,6 +11,8 @@ Ver. 202205.0以降、チェック内容に関連する更新情報は :ref:`che
最新リリース以降の変更点
========================

* :ref:`exp-dynamic-content-auto-updated` の文言の見直し

.. include:: ChangeLog/2024/202409.0.rst
.. include:: ChangeLog/2024/202408.0.rst
.. include:: ChangeLog/2024/202405.0.rst
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