1
- *autocmd.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Oct 26
1
+ *autocmd.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Dec 19
2
2
3
3
4
4
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
67
67
特殊なパターン<buffer> や<buffer=N>はバッファローカルな自動コマンドを定義する。
68
68
| autocmd-buflocal | を参照。
69
69
70
+ `:autocmd ` が Vim9 script (スクリプトが `:vim9script ` で始まるのと `:def ` 関数
71
+ 内) にあると {cmd} は Vim9 script として実行される。したがってこの依存は自動コ
72
+ マンドが定義された位置に依存し、トリガーされた位置ではない。
73
+
70
74
Note: '|' が {cmd} の前にある場合、":autocmd" コマンドの後には別のコマンドを続
71
75
けることができる。これは動作する: >
72
76
:augroup mine | au! BufRead | augroup END
@@ -306,6 +310,9 @@ Vimは以下のイベントを認識する。イベント名が大文字か小
306
310
| VimLeavePre | Vimを終了する前、viminfoファイルを書き出す前
307
311
| VimLeave | Vimを終了する前、viminfoファイルを書き出した後
308
312
313
+ | VimSuspend | Vimがサスペンドした時
314
+ | VimResume | Vimがサスペンド後復帰した時
315
+
309
316
端末
310
317
| TerminalOpen | 端末バッファが生成された後
311
318
| TerminalWinOpen | 新しいウィンドウで端末バッファが生成された後
@@ -558,14 +565,18 @@ CmdlineChanged コマンドラインのテキストに変更が加えられた
558
565
| cmdwin-char |
559
566
*CmdlineEnter*
560
567
CmdlineEnter ユーザーがコマンドを入力もしくは文字列を検索で
561
- きるコマンドラインにカーソルが移動した後。
568
+ きるコマンドラインにカーソルが移動した後; 非イ
569
+ ンタラクティブなマッピング内での ":" 利用を含
570
+ むが、| <Cmd> | の利用は含まない。
562
571
<afile> はコマンドラインの種類を示す 1 文字に
563
572
設定される。
564
573
| cmdwin-char |
565
574
*CmdlineLeave*
566
- CmdlineLeave カーソルがコマンドラインを離れる前。CTRL-C も
567
- しくは <Esc> の入力によってコマンドラインを放
568
- 棄する場合も同様。
575
+ CmdlineLeave カーソルがコマンドラインを離れる前; 非インタラ
576
+ クティブなマッピング内での ":" 利用を含む
577
+ が、| <Cmd> | の利用は含まない。CTRL-C もしくは
578
+ <Esc> の入力によってコマンドラインを放棄する場
579
+ 合も同様。
569
580
コマンドの結果がエラーとなる場合は、コマンドラ
570
581
インは引き続き実行中となる。
571
582
<afile> はコマンドラインの種類を示す 1 文字に
@@ -832,6 +843,7 @@ FuncUndefined ユーザー定義関数が使われたが、定義されてい
832
843
ある。パターンは関数名に対して照合される。
833
844
<amatch> と <afile> の両方とも関数名に設定され
834
845
る。
846
+ コンパイルされた | Vim9 | 関数では発生しない。
835
847
NOTE: Vim script を書くときには autoload 関数
836
848
を使う方がよい。
837
849
| autoload-functions | を参照。
@@ -1193,6 +1205,7 @@ VimLeave Vim を終了する前で、ファイル .viminfo を書き込
1193
1205
異常終了の検出には | v:dying | を使うこと。
1194
1206
終了時に v:dying が 2 以上のときはこのイベント
1195
1207
は発生しない。
1208
+ 終了コードは | v:exiting | から得る。
1196
1209
*VimLeavePre*
1197
1210
VimLeavePre Vim を終了する前で、ファイル .viminfo を書き込
1198
1211
む直前。これは終了時にたまたまカレントバッファ
@@ -1203,10 +1216,22 @@ VimLeavePre Vim を終了する前で、ファイル .viminfo を書き込
1203
1216
< 異常終了の検出には | v:dying | を使うこと。
1204
1217
終了時に v:dying が 2 以上のときはこのイベント
1205
1218
は発生しない。
1219
+ 終了コードは | v:exiting | から得る。
1206
1220
*VimResized*
1207
1221
VimResized Vimウィンドウのサイズが変わったとき。よって
1208
1222
'lines' と 'columns' が変更される。しかし開始
1209
1223
時には発生しない。
1224
+ *VimResume*
1225
+ VimResume Vimがサスペンドと | VimSuspend | がトリガーした
1226
+ 後、Vimのインスタンスが復帰したとき。
1227
+ Vimがサスペンド中はバッファ内容に変化がないこ
1228
+ とを保証するので | :checktime | を実行するのに便
1229
+ 利である: >
1230
+ :autocmd VimResume * checktime
1231
+ < *VimSuspend*
1232
+ VimSuspend Vimのインスタンスがサスペンドしたとき。Vim内で
1233
+ CTRL-Z をタイプして、SIGSTOP か SIGTSTP シグナ
1234
+ ルがVimに送られた時。
1210
1235
*WinEnter*
1211
1236
WinEnter 別のウィンドウに入った後。Vimの開始直後、1個目
1212
1237
のウィンドウに入ったときは発生しない。ウィンド
0 commit comments