各自のネットワークに合わせて変更してください。 [例: r6]
root@150-95-184-195:~# attach r5
vyos@r6:/$ config
[edit]
vyos@r6# set protocols ospf area 0 network 192.168.0.12/30
vyos@r6# set protocols ospf area 0 network 192.168.0.24/30
vyos@r6# set protocols ospf area 0 network 192.168.0.28/30
vyos@r6# commit
vyos@r6# save
[edit]
vyos@r6# exit
exit
OSPFではルーティングアップデートのために、隣接ルータがいる・いないに関係なく、OSPFが有効化されたインターフェースから定期的にHelloパケットが、隣接ルータにむけてマルチキャストで送信されるます。
しかし、隣接ルータがいない場合は、ルーティングアップデートの送信は必要ありません。
そこで、passive-interface
コマンドを使用することによって、特定のI/Fからの無駄なアップデートを停止することができます。
rEXやr4ではpassive-interface
を設定することにも注意してください。
[rEX]
vyos@rEX# set protocols ospf passive-interface eth0
また、OSPFでもRIPやEIGRPなどのルーティングプロトコルのようにデフォルトルートを生成することができます。 インターネットあてのパケットをルーティングするために、デフォルトルートを利用することが多いです。 他には、スタブエリアから外部ネットワークへの到達性を確保するためにデフォルトルートの生成を行う場合などがあります。
RIPやEIGRPでは、デフォルトルートをスタティックルートとして設定して、再配送することでデフォルトルートの生成できます。
しかし、OSPFではこの方法ではデフォルトルートを生成できません。
スタティックルートをOSPFに再配送しても、デフォルトルートは再配送の対象外です。
OSPFでデフォルトルートを生成するためには、default-information originate
コマンドを使います。
今回はrEXをデフォルトルートに設定します。
[rEX]
vyos@rEX# set protocols ospf default-information originate always
[INFO] 特別なエリアとして
- Stub Area
- Totaly Stub Area
- NSSA
- Totaly NSSA
が存在します。
パスコストを設定することで到達経路を制御できます。
[例: r2]
vyos@r2# set interfaces ethernet eth11 ip ospf cost 200
どのような経路を通っているか確認するにはtraceroute
コマンドなどを利用してください。